さいたま市の空手道場 修心会館

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藤岡寛則 四級紫帯受審連続4人組手

31/04/28(日)
「藤岡寛則、4級紫帯受審 連続4人組手」

私の審査基準は自慢じゃないが
かなり厳しい方だと自負しています。
まず実力が見合ってなければ
受審資格すら与えません。

その私が今回の藤岡さんには
三階級特進の受審資格を提案し
本人も恐縮しながらも快諾。
立派に期待に応えてくれたと思います。

修心会館の理念。いつも言うように
組手が強い、型が上手いだけで
昇級や昇段が決定することは有りません。

中年世代として
空手は丸っきり未経験者だった藤岡さん。

最初は生徒で通う娘の保護者として
道場に顔を出してくれていましたが、
メラメラと内に潜めた
静かな闘志を私は見逃しませんでした。

結果的にそれは大正解。

「牛を水飲み場まで
連れて行く事は出来るが
無理に水を飲ませる事は出来ない」

もう僅かで五十路を迎えますが
腕力、技術、精神力どれを取っても
間違い無く同年代ではトップクラス。

ダラダラと無駄に
時間を掛けて稽古するより
濃密な質の高い稽古をしてきたのが
手に取るように現れています。

自身の年齢ハンデを自覚し
皆の足手まといに成らないとの一念で
道場以外でも励んでいるのも
基本稽古を見てれば分かります。

これからも九州男児の意地と根性で
共に「武の道」に励んでいきましょう。